みんなのシネマレビュー
トライアングル(2009) - 目隠シストさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 トライアングル(2009)
レビュワー 目隠シストさん
点数 7点
投稿日時 2013-01-04 18:52:45
変更日時 2013-01-04 18:52:45
レビュー内容
(他のレビュワー様もご指摘のように、予備知識なく鑑賞する事をお勧めします。ネタバレありますので未見の方はご注意ください。)主人公たちが乗り込んだ客船は、ギリシア神話の風神の名『アイオロス』を冠していました。劇中紹介されているこの神に纏わるエピソード、“死神を騙してこの世に居座った罰として、岩を山に押し上げる苦行を永遠に課された”が、主人公の身の上にも起きていると考えてよさそうです。彼女はシングルマザー。自閉症の息子と向き合う生活。其処に逃げ場はありません。だから逃げたかった。ほんの少しだけでも、楽しいクルージングで厳しい現実から目を逸らしたかった。それが自動車事故で命を失う寸前に、彼女が抱いていた願い。そこを死神(タクシー運転手)に付け込まれた。彼女は“死”という現実から、逃げ続ける誘いに乗ってしまいました。息子を取り戻す挑戦を、彼女は続けるのでしょう。永遠に。TRI・ANGLEはTRY・ANGLEでもありました。なんと哀れな事でしょう。それほど重い罰を受けなければならない程、彼女は罪人だったのでしょうか…。物語は、その構造上同じ場面が幾度も繰り返されますが、主人公の視点が複数存在するため、飽くことがなく緊張感を維持できたと思います。何も知らずにアイオロスに乗り込んできた私。奇妙な繰り返しを阻止しようと足掻く私。自分の役割を理解(思い出した)私。文字通りアングルが変われば、物事の受け取り方も変わります。それが物語の奥行。技ありの脚本でありました。
目隠シスト さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-20先生!口裂け女です!76.33点
2024-11-09ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ108.00点
2024-10-30イエスタデイ(2019)77.06点
2024-10-09あまろっく77.00点
2024-10-04リトル・エッラ77.00点
2024-10-01タコゲーム22.00点
2024-09-27ゾンビ・サステナブル55.33点
2024-09-26ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ87.33点
2024-09-25ザ・ピーナッツバター・ファルコン96.38点
2024-09-23キラー・ナマケモノ44.25点
トライアングル(2009)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS