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タイトル名 |
土竜の唄 潜入捜査官 REIJI |
レビュワー |
目隠シストさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2016-12-30 18:58:21 |
変更日時 |
2016-12-30 18:59:46 |
レビュー内容 |
クドカンのオモシロ脚本も、三池監督のアクの強い演出も、概ね好評でした。オフザケ満載ながらも、最近にしては珍しい「任侠(=日浦匡也)を格好よく描いた映画」でもありました。演者の皆さんも芸達者の方ばかりで楽しかったです。で、あるが故(?)に、彼に違和感を覚えずにはいられませんでした。そう、彼とは岡村隆史。究極のエンタメ路線である本作と、コメディアン役者との相性は悪くないはずです。もし本作が芸人多数出演のお祭り映画ならば、問題なく受け入れられたでしょう。しかし本格派の演技上手の皆さんに挟まれてしまうと、彼は「猫沢一誠」ではなく、いつもの「岡村サン」に見えてしまうのです。こうしてもみると、竹中直人や八嶋智人ら、お笑いパートも担える名脇役の偉大さが分かるというもの。配役においては、役者個人のポテンシャルやネームバリューより、作品全体の“技量のバランス”を考えることが大切な気がしました。 |
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