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タイトル名 |
ひまわり(1970) |
レビュワー |
Mariさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2007-03-15 20:44:55 |
変更日時 |
2007-03-21 11:32:37 |
レビュー内容 |
名作ですね。音楽が常に哀しく暗く美しいメロディなのが効いています。新婚時代が少々コミカルでうっかり笑ってしまうくらいで余計に後半の暗さ、特に戦争を背負ってしまったアントニオが..(;ω;)いわゆる男と女の三角関係みたいなものには何故?どうして?っていう心持ちもあるしジョバンナはこういう気持ちの方が、分かってても強く出てしまっていると思います、が、やはり背後に深く重く存在する戦争というものを意識させられるところでどうしようもない悲しみを感じるし、ジョバンナも最後のアントニオのセリフでそれをはっきり理解し背負ったんだと思います。故に最後の別れのシーンとひまわりの映像には胸が引き裂かれます。戦争というものは拭えない残酷なものを一人一人に残してしまうんだよ、ということでしょう。初めて見た時はここだけでティッシュ1箱分ほど号泣してしまった。 |
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