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タイトル名 |
アクト・オブ・キリング |
レビュワー |
ちゃじじさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-10-18 20:01:27 |
変更日時 |
2015-10-18 20:24:29 |
レビュー内容 |
善悪の基準、倫理観、常識、価値観全てが日本でごく普通に暮らす自分の想像を越えていたと同時に、映画の作り自体も自分の映画に対する常識をはるかに越えていた。 アンワル・コンゴの吐くものすらでこない、苦痛そのものでしかない嗚咽から果てしない闇の中に進んでいく姿。 彼が罪を認識するという贖罪の始まりに立ち、終わることのない悔悟の世界に踏み入れた事をあらわしているのだと思ったが、そんな解釈すら自分の小さな物差しでしか計れていない善悪の基準と思える程、底知れない人間の業に触れてしまった気がした。 |
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