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タイトル名 |
巨大なる戦場 |
レビュワー |
rakitarouさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2012-05-02 22:47:51 |
変更日時 |
2012-05-02 22:49:19 |
レビュー内容 |
建国当初のイスラエルの苦労を描いた点では貴重な作品で、ダヤン将軍や初代首相のベングリオンを彷彿とさせる脇役となるキャストは良いのですが、主役は戦争大好き中年だしJウエインやシナトラは取ってつけたようなキャラだし史実を描いた映画としては今一つでしょう。しかしアメリカ人にとっては苦戦しながら勝利を手にしてしかも娯楽的要素が入っている映画は受ける映画なのだろうと思います。昔テレビで見たときには第二次大戦の回想シーンはカットされていましたが、確かに話しが冗長になり、主人公が戦争大好きという事を際立たせる役にしかたっておらず流れが途切れる結果になってしまっています。20年前にエルサレムやマサダの丘を旅行したときにこの映画の事も思い出しながら観光しましたが、現在のイスラエルは国自体がこの映画の主人公ミッキーの様な性格になっているように感じます。建国時の初心を忘れる事なくユダヤ民族のみでなくアラブを含む全ての人達の安息の地として皆がが平和に暮らす国を目標にしてほしいものです。 |
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