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タイトル名 |
紅の豚 |
レビュワー |
カラバ侯爵さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-03-28 08:48:09 |
変更日時 |
2007-06-21 09:03:29 |
レビュー内容 |
この話ってある意味とんでもなく無謀なことやっているんですよね。 基本的に主人公であるポルコ・ロッソの志向が示されないままに展開する。
冒頭は世界観の説明に費やしますし、飛行艇が破壊されるとただ漠然と直す。直ったらどうするなんてことが本人の口から明確には出て来ない。 アジトに戻ってリベンジを取りつけるのだが、それはフィオの独断。 しかし、彼女の献身にあてられて、やる気になる。 ここに来て、やっと彼が動きだす。終盤の終盤で主人公が動きだすなんて話、そうそうないですよ(あっても、通常ならかなり退屈な代物になるだろう)。
とにかく、それをこんなにも魅せる作品にしてしまう宮崎駿の手管に圧巻。 |
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