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タイトル名 |
母の眠り |
レビュワー |
カラバ侯爵さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-11-30 00:03:23 |
変更日時 |
2007-11-30 02:27:17 |
レビュー内容 |
親が子に果たすべき責任はあるにしても、子が親に果たすべき責任はないと思う。 老後、病身の世話や介護を期待して子を産んだりするのは無責任極まる。 社会が便宜上提供した「家族」という幸せの観念を鵜呑みにしていた典型的一家に降り掛かるその実態。本作では明らかに子に任せて逃げっぱなしの父親が元凶。家族を持つ覚悟を全くしてなかった人ですね。日本人の父親には山といそう。 結局父親は逃げ切っちゃった感じの扱いなので墓前で「愛してた」て言われてもね・・・。
まあ、こういうことがあると記憶という情念は意外なほど自分の骨身となっているのに気付くもんです。 |
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