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タイトル名 |
みなさん、さようなら(2003) |
レビュワー |
カラバ侯爵さん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2008-01-11 05:24:14 |
変更日時 |
2008-01-12 08:40:43 |
レビュー内容 |
メインは父子のはずでしょうが、彼らにはドラマはなく、あるのはヘロイン中毒娘の改心ぐらい(これも一過性の反応にすぎないでしょう)。 このダメ男の死に際をみて、どう生きるか見直してみては、という丸投げ的意味しか見出せない内容。
父親の態度の出自は「自分を試すようなことをしなかった」という言葉から窺い知れる「出来る範疇でしか動いてこなかった後悔」だったり、死を遠ざけて、あるいは一切死に接することなく育ったからのように思える。しかし、あの年齢でそんなことは単純にあり得ないでしょうから、どうにも不自然。客を納得させるにはもっと説得力ある設定を与えといて欲しい。 何はともあれ、やっぱり進路選択という時期の前に死と向き合うようなキッカケがあった方がいいんでしょうね。これぐらいの感想しかない。 |
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