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タイトル名 |
クール・ランニング |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2014-02-23 23:23:02 |
変更日時 |
2014-04-09 23:09:09 |
レビュー内容 |
昔、家族と何度も見た映画。 ライトムービーという印象から見ることをずっと避けて来たが、 ソチオリンピックの閉会式を前にせっかくなので観ることにした。 これを逃したら観る機会はまた4年後になるだろうから。 それにしてもディズニー関連だったとは知らなんだ。 ジャマイカの陽気なテンションと明るい音楽、コメディーな展開で非常に楽しめる。 チームのバランスがとれたキャラクターと、コーチのダメっぷりが見てて癒される。 中盤から冷たい敵意がぶつかってきてちょっと戸惑う。 新しいことをすると直面するやつだ。 上層部はほんと汚いことしてるけど、こういうことってどこでもやってるんだろうと思う。 前例のないことが恥ずかしいことという見方がある一方で、 プライドを持って自分らしいことをすることがクールであるというメッセージはよかったと思う。 ちなみにソチ五輪でジャマイカは3大会ぶりにボブスレーに出場し、映画の影響もあってか大きな盛り上がりを見せ、笑顔の最下位に終わったという。 《追加》リアリティを必要とする映画と必要としない映画があるが、 パッケージを見ると内容は「陽気なコメディ」であり、どのような描写がされているかなどの想像は出来ると思う。 そして映画は観る人の目的に応じて見られるべきだと思う。 また一般的に高評価されている映画に全く別の目的を要求して減点するのはちょっと図々しいというか筋違いで、 そもそもそれは目的が合っていない、つまり映画の選び方からして間違えている気がする。 もしその人が映画を「道場破り」や「点数稼ぎ」の方法で見るのなら制作者や映画に対しての「誠実さ」がないと思う。 「誠実さのない観方」や「目的の違う見方」で点数を稼いでも私にはその本数に関心はない。目的が違っていたら0に近いからだ。 ちなみにこれは実話にフィクションを加えて作られていて「登場人名は全て架空」なんだとか。 ボブスレーを担いでゴールするのも脚色であるが、そういった作品の傾向を踏まえれば描かれるべきものは描かれている映画だと思う。
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