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タイトル名 |
告白(2010) |
レビュワー |
キャメルさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-07-01 16:18:09 |
変更日時 |
2010-07-01 16:18:09 |
レビュー内容 |
話題の作品ということで久しぶりに邦画を映画館まで見に行った。 脚本の上手さ、撮影の上手さもありグイグイとを映画に引きこまれた。 いったい、この先どう展開していくのだろうとだれもが息を呑みながら鑑賞したのではないかと思った。レディオヘッドの音楽も効果的に流れた。 しかし、何かしら引っかかるものがある。面白いかと問われれば面白い映画ではない。 感動するのかと問われれば感動はしない。 単に人間の命は尊いのだよと押し付けるような道徳的な映画でもない。 かといって命を粗末に扱っているような映画にも見えない。 鑑賞した後に後味が悪い映画なのだ。 最後まで飽きさせない展開は見事だが、それだけなのだ。 結局、少年を更生させようという教師の気持ちはなく、そこには復讐の鬼となった 復讐劇があるだけなのだ。 最後の松たか子の台詞「なんちゃって・・」これも賛否両論あるだろうと思う。 俺は不快に感じた。女教師としての生徒に対する愛情みたいなものが微塵も感じられなくなったからだ。せめてあの台詞の前で終わるべきだった。 単に娯楽映画としてみればいいのだが・・・少しは希望のある終わり方をしてほしかった。
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