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タイトル名 |
拳銃は俺のパスポート |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-01-03 17:58:12 |
変更日時 |
2010-01-03 18:00:08 |
レビュー内容 |
『ある殺し屋』と並ぶ和製ハードボイルドの傑作として挙げられることの多い本作。
まずは、陰鬱なモノクロ映像が雰囲気を盛り立てる。 冒頭の暗殺シーンは、発砲場所の位置取りから始まって、銃を手際よく組み立てるシーン、そして発砲してからの逃亡にいたるまで、まさにプロの仕事と言えるシーンの連続で、息をのむ緊張感に漲っている。
ただ、後半に進むにつれ、この序盤で見せた緊張感はトーンダウンし、やや都合の良い結末へと収縮していってしまうのが残念である。
それにしても、宍戸錠の膨れた頬は、今みても不自然すぎる。 あの人工形成した頬がなくても、十分渋くてかっこいいと思えるのだが・・・ |
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