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タイトル名 |
ぼくを葬る(おくる) |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2019-05-25 14:55:16 |
変更日時 |
2019-05-25 14:56:53 |
レビュー内容 |
フランソワオゾンは、自分をさらけだす性を同性の男性にしたひとたちだ。 この世の2つしかない性別の1つで完結している。 だから生命の光が輝きにくいのだろう。
かくして、この映画のゲイの青年も余命少しの設定である。 彼は子どもが嫌いだった。 ところが不妊のカップルからセックスをして欲しいと頼まれる。 その営みのあと、彼は母乳を飲む赤ちゃんに慈愛の目を向ける。 そして彼が自分を葬る場所に選んだのは、健康的な海水浴場。 彼は世界と一つになり、往く。
フランソワオゾンのセンスには下をまく。 見事なラストだ。 |
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