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タイトル名 |
渚にて |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-09-23 17:02:19 |
変更日時 |
2010-09-23 17:02:19 |
レビュー内容 |
誰もいないゴールデンゲートブリッヂ。サンフランシスコの坂の街。どうやって撮影したんだろう?と思ったくらい。この映画は放射能で汚染されるまでには、まだ時間があるが、いづれは死を約束された場所。暴動を起こす若者も、無邪気に走り回る子どもたちもいない。ただ死への不安や孤独に怯える人々の人生模様が描かれる。サンフランシスコに残ることを決めた男性が釣りをしていた傍で潜水艦が浮上するとこのシーンは秀逸。今のCGじゃ出せない映像だ。また生存者からの信号かと現地まで探りに行くと、コーラのビンと風に揺れるカーテンが正体という、生き残った人類の孤独感が一層と感じられる演出もいい。しかし、生き残っているのがアメリカ人ばかりのようなのが、ちょっと「あれ?」と思わされる。 |
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