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タイトル名 |
幼な子われらに生まれ |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2018-05-12 15:06:02 |
変更日時 |
2018-05-12 15:07:34 |
レビュー内容 |
これは女性監督にしか撮れない映画ですね。 男性だと、女性の潔癖症の前で、怯えるか、逃げるか、暴力を振るうか、とか そんな内容になってしまう。
でもこの映画は、嘘だらけの家が、心を取り戻す過程を描いてる、大変な映画です。 それも二人の長女がカギなんですよね。
再婚相手の長女とうまくいかず、前の奥さんの間の長女が新しい父親の死に動揺する。 無責任な言い方ですが、二人の長女が、浅野さんのなかで一つになったとき、 浅野は心を取り戻す、という内容です。 こんなこと、現実に起きるかどうかはともかく、浅野の再婚理由に邪心がなかったからだと思います。
宮藤官九郎の寂しさも堪えました。
名作です。ちょっと泣きました(笑) |
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