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タイトル名 |
少年の君 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2024-07-21 22:42:35 |
変更日時 |
2024-07-21 22:42:35 |
レビュー内容 |
観ている側のハートが痛くなるほどの、純愛を見せつけられる。 優等生の女の子とチンピラの純愛。 日本の映画でも、ここまでの純愛映画は観たことがない。 それは親に見はなされた小さな二人の子どもが、どこよりも強い 愛で結び付けられる。 セックスなどない、ピュアな関係で、ここまで強い絆が 生まれることに、汚れている自分のハートが、締め付けられた。 他の国は恋をするとすぐ寝るが、そんな文化の国は嘘っぽくすら感じられる。 二人を見守る若い刑事もいい。 若い二人の愛を少し羨ましくも思い、大人の対応で、 二人にとって本当によい解決策に導く。 いじめが背景の映画。 いじめられて、追い詰められて、純愛にすがるしかなかった女の子。 チンピラもすぐ寝るとかしない、本当にこの女の子の気持ちを 組んで、そこに自分の人生すらかけてもいいと思う。 もう泣ける。 孤独な男女の愛でもヒットするのに、 ここでは孤独な男の子と女の子の話だ。 「小さな恋のメロディ」のような甘さはない。 孤児のような二人の男の子と女の子の話だ。 日本の「誰も知らない」が、こんな愛にならないのが、日本だ。 大抵、どちらかは裕福な子だ。 男女の子ども、両方が孤独という、この状況。 中国はやばいのか? 勝ち誇る中国だから、描けたストーリーかもしれない。 でも観終わった後、アメリカ映画のラブロマンスは嘘に見えてくる。 中国でこの映画ができたことに、色々考えさせられる。 |
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