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タイトル名 |
他人の顔 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2024-12-19 22:27:53 |
変更日時 |
2024-12-19 23:27:49 |
レビュー内容 |
安部公房と勅使河原監督のタッグ、いいよなぁ。
この世界を自分なりにのみこんで、その後に、世界に実験または装置をしかけて、 そこから人間、とくに現代人の孤独を浮き彫りにしていくという、世界へのアプローチがいい。 「砂の女」では砂地獄に作られた家であり、本作でいえば顔を変えることができるという技術であったり・・
自分の顔にコンプレックスを抱いてる男が、顔を手に入れた後、 やってみたかったこととは? そこに何とも言えぬ現代の哀しさが出てる。
もう一組、顔に傷のある女性も出てくるが、 こちらはテーマのために作られた設定のようで、未消化だった。
面白い!良作!
豆情報・・診察室のデザインは、建築家の巨匠磯崎新によるものらしい。 |
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