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タイトル名 |
アルジェの戦い |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2018-06-30 18:29:55 |
変更日時 |
2018-06-30 23:39:46 |
レビュー内容 |
アルジェリアの独立に至る経緯を描いたドキュメンタリー風である。 非常に映像的にも見やすく、見応えのある場面で構成されている。
がしかし、何と何の対立で、という説明があまりにもされておらず、白紙のままで見ると、 ちょっとついていけない場面もある。 あの居酒屋でのテロは、ヨーロッパ居住区でおこなったのであろうか? 検問をくぐりぬけたから、恐らくそうだろう。 平和ボケの日本にいるためか、ピンと来なかった。
映画の途中で史実を確認して観ると、すっきり来た。 英雄(?FLNのやり方にはちょっとついていけないとこもあったが)アリの爆死を 国民が見守り、静かな怒りとなり、ラストの大暴動へとつながる。
本作はコスタガブラスや「無防備都市」などのような政治スリラーである。 見応えある一本。 |
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