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タイトル名 |
復活の日 |
レビュワー |
eurekaさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2020-08-14 22:49:14 |
変更日時 |
2020-08-14 22:55:23 |
レビュー内容 |
コロナ禍で話題になったこともあり観賞。なるほど人工的に開発された生物兵器との噂もあるコロナのことを予見したような映画で興味深く観賞した。 ただ80年代の角川映画で監督が深作欣二なのでかなり大味なのは否めない。 現実に未知のウイルスが蔓延ってしまった現在の目で見ると、いくら感染後すぐに死に至らしめる凶悪なウイルスだとしてもマスクや除菌消毒の概念が無くノーガードで診察し医師看護師がバッタバッタと倒れていくのは頭悪すぎるし、政治や科学的視点が限りなく薄っぺらでリアリティが感じられなかった。 多岐川裕美演じる看護師が、死んだ友人の子を保護するまでは良いのだが、その後ボートに乗って海を渡るシーンは、そのボートはどこから!?てか船舶免許持ってるのはなんで!?とそっちが気になってしまった。 ウイルスで南極にいた人間以外は死滅し、さらに対ソ連対アメリカの核ミサイルを止めに行くも間に合わず作動し南極の人間まで死ぬという展開は意外性があり期待したが、放射線を当てたらワクチンができたり、大地震からも核攻撃からも生き延びる草刈正雄にはさすがに辟易とさせられた。その後作戦に失敗したときのために避難した集団と合流するため大陸を南下し始めるのだが、マチュピチュなどの観光をしたり、朽ち果てた協会で自主制作映画のような何の工夫もない謎の対話シーン、髪も髭もボーボーでボロ布を纏い変わり果てた草刈を遠方から瞬時に認識するオリビアハッセーなど、終盤にかけて引っ掛かる点が多すぎてだんだんと萎えてしまった。 |
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