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タイトル名 |
サロゲート |
レビュワー |
よしのぶさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2010-06-18 15:01:31 |
変更日時 |
2010-06-18 15:01:31 |
レビュー内容 |
【裏あらすじ】博士は体の不自由や人は老人のために擬人体を開発した。しかし人類はこれに夢中になり、ほとんどの人が擬人体として生活する社会に。擬人体は悪・中毒であると考えた博士は製造会社VSIを辞めて、反擬人体団体の首領・予言者として活動する。一方自身で預言者を含め、複数の擬人体を操作して人生を謳歌するという矛盾がある。VSIは博士の活動に危機感を抱き、殺害を計画。光線銃を買収済みの刑事ストーンに渡す。ストーンは強盗犯を保釈させ、殺害依頼。光線銃に当たると擬人体も操作者も死ぬ。実行犯は誤って博士の息子を殺してしまう。息子は博士の擬人体を借りて使用していたからだ。刑事と女相棒ピーターズ(P)が犯人を追う。預言者(博士)は犯人を見つけて殺し、光線銃も押収。博士は刑事に武器の出所を調べさせる。刑事は軍とVSIが共同開発したことを知り軍に乗り込む。軍は破棄した筈の武器があることを知り強制捜査。その際に予言者を射殺。しかし武器は既にPへ渡っていた。博士はPの実体を殺害し、Pに成り済ましていたのだ。刑事は上司ストーンを追い詰め、擬人体を破損させ、腐敗の証拠も入手。Pは中枢システムに侵入。説得に来たストーンを光線銃で殺害。光線銃から全システムにウイルスを注入して、擬人体を壊し、操作者を殺害しようとする。それを防ぐため刑事が博士宅に乗り込む。博士は自殺。刑事は人間は救うが、擬人体は破壊させる。 【感想】現実には絶対起こり得ない世界なのでのめり込めない。子供だったら外で遊びたいし、若者だったら生身でSEXしたいし、老人だって散歩・買い物・旅行したい。一日中寝ている生活は不健康。犯罪が減ったとかいうが、皆家で寝ているので強盗犯は仕事がしやすい。又擬人体と人間とが区別がつかないことはありえない。冷めた夫婦関係の修復を望む刑事は擬人体の妻に話しかけるが、どうして本人に伝えないのか。職場に出かけなくても家にいる。一緒に住んで、食事もするのだし。光線銃で人間まで死ぬなんてありえない。ラストで刑事が危機を回避しようとあくせくするが、単純に光線銃を壊すか、コードを抜いてシステムからはずせばいい。そして黒幕のVSIへのフォローなし。刑事は警官5人死んだといっているが7人。博士の矛盾した生活。タメが欲しい。預言者は簡単に撃たれ、博士の家にあっさり潜入。冷めた夫婦関係に力を入れる程度に各挿話に力を注いで欲しかった。 |
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