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タイトル名 |
レディ・プレイヤー1 |
レビュワー |
アンギラスさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2018-06-13 10:00:34 |
変更日時 |
2018-06-13 10:00:34 |
レビュー内容 |
この圧倒的な才能は、見事なまでに「見て快いもの」だけを峻別し、つなぎ合わせて魅せてくれる。
【ネタバレ】
悪いが「ブレードランナー2049」あたりの、不愉快なものをほぼナマで見せてしまう監督とは 真逆なのである。しかしそれは時に虚しい。 なぜならバーチャルでつかむ幸せは、現実ではない、という真実を覆い隠してしまうからだ。 幸せになれたとしても、それは宝くじ並みの確率でしかない。 この映画をまともに解釈すれば、そんなふうになってしまう。 見た目の快楽はごまかしじゃねーか。 普通の人はそう気づくはずだが、それに対するエクスキューズはなく、放置のままである。 その点、マンガではあるが「いぬやしき」ラストシーンでの、「僕は夢を実現するために機械に なったんだ」とかいう叫びは、かなりいい線いっていると思う。 ぜひハリウッドに輸出して、まともな監督に映画化してもらいたいと思う。 未来は悪いことばかりではない、と思う。 |
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