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タイトル名 |
鳥(1963) |
レビュワー |
アングロファイルさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-07-13 16:26:17 |
変更日時 |
2014-07-15 18:27:55 |
レビュー内容 |
改めて見て、こんなのだったかという印象。鳥が人間を襲う場面は実は一部で、それ以外のドラマ部分が結構あります。特にリディアの設定が暗示的なのですが、それが暗示だけではっきりしないのが、どうにも歯がゆい。「父性の喪失」みたいなものも関係しているのかもしれませんが、よくわかりません。 とりあえずは、鳥が襲ってくる場面だけでも見どころはあります。ただ、今の機器で見ると合成だということがはっきりわかってしまうのが、少々残念。それでも、技術的にはたいへんすばらしいとは思います。それにしても、メラニーをわざわざ電話ボックスに閉じこめて撮るなど、あざとい気もしますが。エヴァン・ハンターのシナリオがどうにも理屈っぽくて、襲撃のアクションとかみ合わず、サスペンスを削いでるように思われました。
ちなみに原作も読みましたが、こちらもかなり不気味。特に最後は、小説の方が勝ってます。 |
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