|
タイトル名 |
人情紙風船 |
レビュワー |
アングロファイルさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2009-12-20 20:16:50 |
変更日時 |
2009-12-20 20:16:50 |
レビュー内容 |
長屋の様子や町の風景、特に建物などは江戸時代の風情が出ているような感じがして(実際にどうだったのか、もちろん知るよしもないが)、丁寧に作られているという印象。人物描写も個性が出ていてよいです。お駒・忠七カップルがどうからむのかと思っていたら、なかなか面白く使いました。このあたりとか、毛利宛の文の使い方は、あいかわらずうまいです。とはいえ、口角泡を飛ばして絶賛するほどの出来とも思えません。まあ、普通にいい映画という程度のものでしょうか。 それにしても、山中・三村コンビというのは、威張っている奴、権力を笠に着た奴がとことん嫌いだったんでしょうなぁ。もしも戦後まで活躍していたら、松本清張を原作に映画を撮っていたかもしれません。そういえばこの2人は、同い年でしたね。 |
|
アングロファイル さんの 最近のクチコミ・感想
人情紙風船のレビュー一覧を見る
|