|
タイトル名 |
失はれた地平線 |
レビュワー |
アングロファイルさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2010-03-14 21:00:34 |
変更日時 |
2010-03-14 21:00:34 |
レビュー内容 |
シャングリラの指導者が、愚かな人間が共倒れするのを待っていて、その後のことを考えて待機しているというのは……。達観しているのか、諦観が過ぎるのか。どちらにしろ、あまり好きになれない考え方です。シャングリラという世界そのものは面白い発想だと思いますし、映画としては基本的に面白いのですが、ここが一番引っかかりました。それにしても、理想郷であるはずのシャングリラにも、不満に思って脱出しようとする人間が存在する。しかも、シェルパを買収したりするわけですから、シャングリラですら文字通りのユートピア、つまり「どこにもない国」だということなのでしょうか。それと、主人公がなぜ最後に弟たちと脱出することに同意したのか、理解できず不可解でした。 |
|
アングロファイル さんの 最近のクチコミ・感想
失はれた地平線のレビュー一覧を見る
|