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タイトル名 |
アメイジング・スパイダーマン |
レビュワー |
ヒナタカさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-06-24 23:26:36 |
変更日時 |
2012-06-24 23:28:55 |
レビュー内容 |
作品自体はとても面白かったのだけど、どうしても気になることがあります。 それは、グウェンの父であり警部でもあるジョージの「もうグウェン(娘)には近づかないでくれ」という遺言をピーターが破ってしまうことです。 グウェンの後ろに座り、小声で「守れない約束もある」と言うピーターに嫌悪感しか覚えませんでした。 グウェンからのアプローチがあったのならまだしも、お互いが父の遺言を知っているのに、堂々と「やっぱり約束守れねえや」と言うのは・・・全く納得できませんでした。 ピーターがジョージの葬式に訪れないのも、「二度と近づくな」という遺言を行動にあらわしたものだったでしょうに、その後にグウェンに「もう会えない」と言ったのに、何故この結論に帰着するのか理解できません。 恐らくこれは、続編でもヒロインを継続させるためのものなのでしょう。 でもそのために、約束を破らせないでほしかった。 破ったとしても、彼女を絶対に守るという決意を見せて欲しかったです。 それでも今作のピーター・パーカーは魅力的でした。 頭脳明晰でしかもイケメンなピーターですが、伯父に父の責任感を告げられた彼は、「父さんは今どこに?」「父さんは責任を放棄した!」と、涙ながらに訴えるのです。 いままでは優秀っぷりを見せ続けていたピーターですが、ここではとても愛おしく思えました。 そんな彼が、橋で子どもを救い、自分が数式を解いたせいで博士を狂わせたことに対して「これは僕の責任だ」と言い、行動するのです。 なおかつ、ピーターは博士を殺すのではなく、あくまで説得を行い、解毒剤を用いて解決を図ろうとしていました。 最後に「卵を買ってきた」ことで責任感をあらわすのはちょっと笑ってしまいましたが、これもいいシーンであったと思います。 マンホールから地上に出たあと、マンホールをちゃんと戻す新生スパイダーマンが大好きです。 |
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