みんなのシネマレビュー
クロニクル - ヒナタカさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 クロニクル
レビュワー ヒナタカさん
点数 9点
投稿日時 2013-12-17 20:29:19
変更日時 2013-12-17 20:29:19
レビュー内容
中盤、ビルの上で黄昏ているアンドリューは「君は友達が多くていいよな、僕なんかつい最近いとこのマットと話すようになったばかりだ」とスティーブにつぶやきました。
スティーブはこれに「お前にも才能(talent)があるさ」と微笑みながら返しました。
この「才能」は直接的に捉えれば、この後の超能力を使ったマジックショーのことでしょうが、それだけではないと思います。
アンドリューの才能とはスティーブとマットに、あれほどまでに愛されたことなのではないでしょうか。
地面に落下するスティーブを救ったのは、アンドリューでした。
マットが「今日は人生で最高の日だよ」と言うことができたのも、アンドリューがいたからでしょう。
本作では暴力が暴力を呼ぶ負の連鎖を描いています。
しかし、アンドリューは親友から愛されていました。
アンドリューがそのことにもう少しだけでも耳を傾けるだけも、悲劇は起こらなかったでしょう。
アンドリューは(いかに劣悪な環境下にいるとはいえ)、ひどいことをしていました。
調子に乗って車をスリップさせて人を病院送りにさせても、たとえスティーブが死んでも謝ることはありません。
父親に傷つけられたアンドリューは、スティーブとマットという、自身を想ってくれる人をも突っぱねたのです。
それでもマットは、「お前は悪い人間じゃない」とカメラに向かって言うのです。
(アンドリューは実際に母親を想いやり、出かける際に母親が苦しくないようにそっと体勢を変えたこともありました)
彼が告げた、親友のアンドリューを助けようとした行動の理由である「I Love You」を聞いて、涙が止まらなくなりました。
人生において、誰かに傷つけられることはとても多いことです。
しかし、その痛みを誰かに八つ当たりしても、いいことなんかありません。
そしてどこかに、愛してくれる人がいるかもしれません。
たとえ誰かを恨むことがあっても、人を傷つけることなく生きていきたい。
そして、誰かを愛するため、愛されるための行動をしたい。
そう思うことができました。
ヒナタカ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2018-10-08若おかみは小学生!107.28点
2018-07-31カメラを止めるな!107.35点
2014-03-31LEGO ムービー96.48点
2014-01-13麦子さんと96.35点
2014-01-05魔女っこ姉妹のヨヨとネネ76.28点
2013-12-19キャプテン・フィリップス87.02点
2013-12-18地獄でなぜ悪い95.90点
2013-12-18人類資金24.27点
2013-12-17クロニクル96.63点
2013-12-17ペコロスの母に会いに行く76.76点
クロニクルのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS