|
| タイトル名 |
THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air／まごころを､君に |
|---|
| レビュワー |
さめがいさん |
|---|
| 点数 |
8点 |
|---|
| 投稿日時 |
2011-11-19 15:05:39 |
|---|
| 変更日時 |
2011-11-19 15:05:39 |
|---|
| レビュー内容 |
|---|
| いやこれは面白い。一昨日鑑賞した新劇場版破をケチョンケチョンに罵倒してしまいましたが、本作は別シリーズかと思わせるほどSF要素に満ち満ちた堂々たる作品といえましょう。いけ好かないエロシーンには、ミサトは母性、アスカは異性、綾波は傷ついた自分自身を投影した存在として役割を果たしていました。人類がその肉体を捨てて高次元のなにかへ融合すること、それはもう火の鳥の思想ではないですか。肉体から離脱したなにかが溶け合い、地球を超えて彷徨する有様の始まりから終わりまで映像化した点が素晴らしいです。いくらCGが発達しても、質量があるようでないような有形無形の存在を活写するに際してアニメの本領が発揮されています。また、アスカの覚醒と弐号機の戦闘シーンの迫力は、音楽や効果音も含めアニメ史上に残るものといえるのではないでしょうか。大風呂敷を広げてそして畳んだ、それだけで評価に値する作品です。 |
|
さめがい さんの 最近のクチコミ・感想
THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air／まごころを､君にのレビュー一覧を見る
|