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タイトル名 |
くちづけ(1957) |
レビュワー |
ひと3さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-11-26 09:17:48 |
変更日時 |
2016-02-26 00:01:20 |
レビュー内容 |
鬱屈を振り払う意志(即決の決断力)が生む猛烈なスピード。なるほど増村が志すように非主体的な日本映画の対極に見える。だが映画である以上、意志や主体が絶えず視覚の対象へと(つまり客体レヴェルへと)引き落とされて(やみくもの即決というのは熟考という人間的能力からの疎外態でしかないだろ!)、皮肉にもそういう疎外態が魅力なのである、増村の場合も。 |
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