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タイトル名 |
1408号室 |
レビュワー |
ひと3さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-06-25 14:23:42 |
変更日時 |
2012-11-28 21:51:41 |
レビュー内容 |
まだ何も生じていない段階で動くカメラが、何者かの視点であるかのようで、恐ろしい。やがてこれでもかとホラー攻撃が極端なものに成長(荒唐無稽化)していくとかえって醒めてしまう。そして結局この部屋から出られない(自分という檻からは出られない)としたら、それこそが最も恐ろしいのであり、作中触れられる「カフカ的」という形容詞にそのとき真に相応しいものとなる筈だった。残念賞。だが、「カフカ的」であろうとした点においては志を感じる。 |
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