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タイトル名 |
翔んだカップル |
レビュワー |
ひと3さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2011-02-26 02:17:31 |
変更日時 |
2015-01-14 18:11:59 |
レビュー内容 |
相米慎二という猛烈な監督がいた。80年代の軽佻浮薄の風潮のなか相米も遊び心のある映画を撮った・・・・というレヴェルにはまったくおさまらない。その気合いのこもった長回しがもたらすのは、極度に真剣に遊ぶ映画なのである。『セーラー服と機関銃』『台風クラプ』『雪の断章』『お引越し』などみなたいへんな力作だが、つねに過剰で、暗く、どこか大きく破れている(破れてしまう)。『翔んだカップル』がいちばん「完成度」が高いのではないだろうか(例外的に「明るい」のもいい)。この第一作においてもすでに、名状し難い良さが到る所にある。私は最初映画館で観た後、ビデオで何回も見た。 |
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