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タイトル名 |
戦場にかける橋 |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2011-03-09 07:44:42 |
変更日時 |
2011-03-09 07:47:20 |
レビュー内容 |
私は戦争映画はだいたいは嫌いなのだが、この映画だけは例外、アカデミー作品賞を初めとする多くの賞を得た優秀な作品だと思う。 途中まではどうであれ、日本軍斉藤大佐と英軍捕虜ニコルソン大佐の間には、橋の建設という友情にも似た協力精神が芽生えたのだと思う。 戦争が終了さえすれば、この橋は地元ビルマやタイの人々に大きな経済効果と発展をもたらすはずだった。そしてその日英両軍の共同作業は、日本と英国の友好・親善の架け橋となるはずでもあった。 だのに、だのに、・・・。私は悔しくてたまらない。誰が悪いのかと詮索するつもりはない、戦争が憎い、憎くてたまらない。友好の架け橋は無惨にも爆破されてしまった・・・。 ラストシーンは何という皮肉であろうか。橋建設に一番貢献したニコルソン大佐が射撃され、爆破スイッチの上に倒れ込むとは・・・。 戦争とは悲しいもの、無惨なもの、負の生産そのものという想いを強く抱かざるをえなかった。 |
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