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タイトル名 |
ラ・ボエーム(2008) |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-06-18 00:15:27 |
変更日時 |
2011-06-18 05:29:51 |
レビュー内容 |
かつて何度も映画化された「ラ・ボエーム」、1965年には伝説のスーパースターとも言うべき名ソプラノ、ミレルラ・フレーニ主演の映画もあった。今回は今をときめくロシア出身ソプラノ、アンナ・ネトレプコ主演の映画である。 「トスカ」とともにプッチーニの三大オペラとされる「ラ・ボエーム」だが、日本では「蝶々夫人」に較べるとどうしても知名度で劣る。しかしあちらでは、このボエームの方が断然人気がある。私も全曲版CDで何度も聴いており、「冷たい手を」「私の名はミミ」「ムゼッタのワルツ」などのアリアも大変すばらしい。 オペラは舞台の上の音楽劇だが、映画になると町並みや雪景色のシーンが本物に近くなり、回想のシーンも重ね合わせて表現できるのが何と言っても良い。 さて映画の評価だが、大変難しい。オペラのファンの私が点数をつければ、満点に近い9点なのだが、映画ファンの私がつけると5点がいいところである。仕方がないので中をとってつけることにするが、オペラの醍醐味が苦手な人には勧められない。
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