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タイトル名 |
大地(1937) |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-04-23 07:11:55 |
変更日時 |
2011-04-23 07:14:13 |
レビュー内容 |
パール・バックの「大地」とマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」は共通点が多い。どちらも女性作家であり、ほぼ同時期(大地が数年早い)に書かれ、ともにピューリッツァー賞を受賞し映画化された。違いは舞台が米国南部か中国かであり、「風と共に去りぬ」がタラの土地を基盤にしながらも、ロマンをテーマにしたのに対し、「大地」はあくまでも中国の土地にテーマを固執したことである。 この映画は、大地を耕し収穫を得ながら、飢饉、戦乱、イナゴの大群と次々に苦難に遭遇し何度も土地を失いながら、なおたくましく生きる夫婦の姿を描いている。 特に2年連続のアカデミー主演女優賞を獲得したルイーゼ・ライナーの好演が光っている。 |
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