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タイトル名 |
アンナ・カレーニナ(1967) |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-07-03 12:42:35 |
変更日時 |
2011-07-03 12:42:35 |
レビュー内容 |
本場ロシア(旧ソ連)の威信をかけた映画だけあって、スケールが大きく本格的である。これでもトルストイの原作を忠実に表しているとは言えず、映画観賞用としてぎりぎりの長さかもしれない。この長さは、ガルボやヴィヴィアンの映画で省かれてしまった重要なシーンを見ることができる。 映画はカラーで美しく、ロシアの広大な自然を背景に映し出されるが、主役のサモイロワだけでなく登場する女優陣がすべて美しい。 音楽もまた旧ソ連を代表するロディオン・シチュドリン、現代感覚と少々耳に付くしつこさはあるもののすばらしい。 ところでこの映画の公爵夫人ベッツイを演じているのは、世界の名バレエダンサーのマイヤ・プリセツカヤであり、シチュドリンの妻でもある。 |
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