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タイトル名 |
やがて来たる者へ |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2012-07-26 17:29:35 |
変更日時 |
2012-07-26 17:29:35 |
レビュー内容 |
第二次世界大戦末期の混乱したイタリア。南部からは連合国軍が進攻し、北部はナチスドイツの占領下。反政府のパルチザンのゲリラ活動、内乱が続く中でマルザボット虐殺事件は起こった。 映画は8歳の少女の視点で描かれ、政治的な意味あいは極力抑えられている。住民は無抵抗なままに次々と殺され、その大部分が女であり、子どもであり、老人である。祈りを捧げている神父までもが殺されるほどだ。 映画はそうした事実をありのままに描いたものであり、声が出せなくなった少女と赤ん坊が残される。実に象徴的だ。
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