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タイトル名 |
愛情物語(1956) |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2011-11-04 07:52:35 |
変更日時 |
2011-11-04 07:54:57 |
レビュー内容 |
古き良き時代の名作中の名作、音楽と恋愛ロマンスを描いた作品としては、この映画の右に出る作品はないと思っている。 初演以来、日本でも何度も再上映されたおかげで私も映画館で見ることができたが、見終わった後は私も只々涙、涙であった。 これが前半のとんとん拍子で有名になるピアニストの物語で終わっていたら、ただの映画であったろう。キム・ノヴァクが美しかったからと言っても、それはそれだけにすぎない。幸福の頂点から、妻の突然の死に遭い、現実から逃避してしまうところからこの映画の真価が出てくる。なじもうとしなかった息子ピーターに対して、チキータの存在は大きかった。そして3人にようやく幸せが訪れようとした矢先、不幸が再び訪れるとは実に切ないが、それを超えた親子演奏のエンディングはとても印象的だった。
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