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タイトル名 |
嘆きの天使(1930) |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-07-08 22:23:28 |
変更日時 |
2011-07-08 22:30:19 |
レビュー内容 |
映画を見るまではローラを、男を騙す悪女だと思っていたが、そうではなかった。たしかに魅力あふれる女性なのだろうが、周囲の男が騒ぎすぎ、ラート教授に至っては異常である。実直であるが故に融通が利かない、いったん歯車が狂い出すと修正が利かない恐ろしさ、ついには結婚を申し込んでしまう。それをローラは一旦は笑い飛ばすがロマンティックと言って受け入れてしまう、これが悲劇の始まりだった。 映画は、教授を演じているエミール・ヤニングスがすばらしい。表情と仕草はサイレント映画を思わせる。 |
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