|
タイトル名 |
無防備都市 |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-03-20 06:56:35 |
変更日時 |
2011-03-20 07:16:09 |
レビュー内容 |
これが、大女優イングリット・バーグマンをロッセリーニのもとへ走らせたという、噂高き映画なのか。たしかに第2次大戦下の映画としては、驚異的なものだったろう。 主人公ともいうべきアンナ・マニャーニが映画半ばにして射殺される。またレジスタンスのリーダーは体中をバーナーで焼かれて拷問死、不屈の神父は聖職者をも恐れぬゲシュタポによって処刑、何という非情であろうか、言葉もない。 ネオレアリズモとしての第一声をあげたとされるこの映画を見るべき価値は高い。第2次世界大戦末期のイタリア、そこにはこのような歴史のドラマがあったのかと思うと感慨深い。 |
|
ESPERANZA さんの 最近のクチコミ・感想
無防備都市のレビュー一覧を見る
|