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タイトル名 |
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河 |
レビュワー |
ESPERANZAさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-06-10 23:38:21 |
変更日時 |
2011-06-11 06:59:31 |
レビュー内容 |
時間的にも長く、登場する人物も多いこの映画で、どこに焦点をあててコメントするか結構難しい。この映画は第1部の終わりに起こった満州事変後のドラマであり、子役だった少年少女役も、北大路欣也、吉永小百合、山本圭らが登場し益々豪華となる。 ただ佐久間良子の登場はどうだったろう、北大路との愛も何かよろめきドラマに思えて多少の減点。 この映画は戦争へと驀進するため、穏健派だった人も急進派に従わざるを得なくなる運命を描いている。また戦争を回避する者に対しては、異端者、アカと弾圧される運命になる。拷問を受ける場面など目を背けたくなるが、歴史の事実として重く受け止める必要がある。戦争に反対していた者が、留置場から出されると同時に前線に送り出される非情さと金持ち故に戦争から逃れる狡猾さは、まさに対照的である。 |
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