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タイトル名 |
スティング |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2023-09-08 02:43:20 |
変更日時 |
2023-09-08 02:43:20 |
レビュー内容 |
これはFBIが偽物だって気づいちゃうかどうかが重要。 私はFBIが出てきた時点で、「ああ、これも仕込みなんだろうな・・・」となんとなく勘付いちゃったせいで、ハラハラすべきところでハラハラできず、どんでん返しがどんでん返しになりませんでした。だから、「あ、もうここで終わり?」と、割とあっさり終わっちゃった印象です。映画そのものは終始楽しく見られたんですけどね。 裏社会の大物をみんなで騙しちゃおうってスタンスは好き。競馬の取引所?を作っちゃうっていうアイデアが大胆ですごい。大勢のエキストラを集めて、みんな楽しそうで、こっちも仲間になった気分でワクワクしちゃいます。 でも気になる点もいくつかあって・・・。 例えば、ロネガンが建物を出てからすぐに演技をやめちゃうみなさん。危なくない?「忘れ物をした」って、ガチャッてドア開けられたら終わりですよ? それにロネガンはフッカーの顔を知らないとはいえ、手下の殺し屋グループはフッカーの住居を特定しているんですよね?ロネガンがフッカーを車で送ったときに、ロネガンがフッカーの正体に気づかないなんて変じゃない?自分がなんか見落としてんのかなぁ・・。 そんで、個人的には殺し屋のみなさまの存在が、なんとなくこの作品にはジャマだなぁって。前半のほうだけ出てくるならまだしも、結構ずっと出てくる。でも中盤以降は、ロネガンをいかに騙すかっていうストーリーで盛り上がっているんだから、殺し屋サスペンスは不純物じゃない?スナイダーだけで十分でしょ。 ついでに言うと、そもそもフッカーがロネガンの組織の人間から、売上金をだまし取ったことが事の発端。それで命を狙われるのは自業自得だし、ロネガンに復讐するっていうのは筋違いでは? 冒頭詐欺で稼いだ金も、バカみたいな賭博で一瞬でスッちゃって。どうもはじめのうちはフッカーという人物にあまり好感が持てなかったので、ちょっと気持ちが乗り遅れた感じはしました。 |
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