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タイトル名 |
カーズ |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2018-05-25 02:19:35 |
変更日時 |
2018-05-25 02:19:35 |
レビュー内容 |
擬人化させると右に出る者のいないピクサー。最初の方こそ、車しかいないこの世界に違和感を感じるが、高速を走り始めた頃からこの世界観になじんでしまっている。ピクサーは世界の作りこみが徹底しているので、気付いたら引き込まれちゃっていますね。なので、ラジエーター・スプリングスに来たときは、もうストーリーとマックィーンの行く末ばかりが気になります。 ストーリーそのものは安直。定番。『花形レーサー、田舎町へ。』『田舎町で、人との絆の大切さを知り、思いやりを知る。』まさに子供のための道徳ファンタジーです。大人が見れば、『今更』『物足りない』と感じるのももっともですが、僕はこーゆーの好き。ベタな人情ドラマにすぎないのですが、ピクサーはこーゆーの作らせたら天才的なので、いつも感動できます。 多くの方が指摘されている中だるみについては私も同感。マックィーンがラジエーター・スプリングスにつっこんで、逃げ出そうとしたり、裁判にかけられたり、不平不満を言いまくったり、田舎町を馬鹿にしたり、この辺がちょっと退屈でしたね。もちろん構成上必要なワンクッションではあるのでしょうが、イライラするばかりで、笑いのパワーもいまいちなので、中だるみするばかり。 でも道が完成してから、クライマックスまでは、これぞエンターテイメントという爽快なノリと楽しさでいっぱい。エンドロールまでしっかり楽しませてくれるのも、さすがピクサーですね。 |
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