みんなのシネマレビュー
ALWAYS 続・三丁目の夕日 - たきたてさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ALWAYS 続・三丁目の夕日
レビュワー たきたてさん
点数 8点
投稿日時 2017-07-05 03:03:57
変更日時 2017-07-05 03:04:58
レビュー内容
 とても良いです。大好きです。今作は『茶川、ヒロミ、淳之介』がメインのようです。ただその3人に、周りの人々が絶妙な匙加減でからんでくるので、ヒューマンドラマとして実に味わい深いです。それに、3人がお互いを思いやる気持ちが切ないくらいに伝わってくるのがたまらないですね。そんな中、一番心にぐっときたのは、茶川が本音を吐露するシーン。『でも俺は男としてお前達を・・・』って、ついに言っちゃうんですよね。最後まで言い切らないところがまた泣ける。
 3人のエピソードがメインなのは間違いないと思いますが、その次にこの作品の核となっているのは、やはり鈴木ファミリー。今作では鈴木家に親戚の女の子が参加。早くに母親を亡くし、父親は事業に失敗。そのため預けられることになったのですが、この娘と鈴木家の関係が凄く良い。どちらかというと鈴木家はコメディパート、茶川家はシリアスパートといった感じ。ですが、親戚の女の子と鈴木ママの触れ合いだけは、なんだか心に染み入るものがあります。また、この娘と一平君の、小学生ならではの恋模様からも目が話せません。
 そして前作でお医者さんのエピソードがあったように、今作でも戦争の影が描かれています。
 鈴木ママの実らなかった恋。戦争で音信不通になっていた恋人は、かの有名な『シベリア抑留』で戦後シベリアで強制労働させられていた。生きて再会できたのはまさに偶然。でも時は流れ、二人はそれぞれの家庭を築き、それぞれ別の道を歩いていた。こーゆーことが当時は当たり前のようにあったんでしょーねー。
 戦友たちとの同窓会に参加するのを臆する鈴木パパ。その理由は仲間の戦死を知ることが怖かったから。今の時代からは到底考えられないですね。映画の雰囲気を壊さない程度に、でもしっかりとした反戦メッセージ。
 このシリーズは、とにかくたくさんのエピソードをつなぎ合わせている作品。悪く言えば、『NHK朝の連ドラ9話分』という意地悪な見方もできるでしょうが、これで良いんです。ちょっと笑えて、少し考えさせられて、しっかり感動できる素晴らしい映画ですから。
 
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-25シャドウハンター55.00点
2024-11-18パシフィック・リム:アップライジング75.60点
2024-11-17寄生獣 完結編95.86点
2024-11-1613の選択77.00点
2024-11-13パシフィック・リム56.86点
2024-10-21MAMA(2013)56.07点
2024-10-18誘拐の掟76.14点
2024-10-15寄生獣105.84点
2024-10-14キャリー(2013)75.15点
2024-09-28ネバー・サレンダー 肉弾英雄<OV>87.50点
ALWAYS 続・三丁目の夕日のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS