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タイトル名 |
ハリー・ポッターと謎のプリンス |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2016-03-21 13:47:14 |
変更日時 |
2016-03-21 13:47:14 |
レビュー内容 |
冒頭で、学校に行くことをハーマイオニーの両親とロンの母親が心配していると聞いて、ハリーの一言。 『ホグワーツは安全さ。ダンブルドアがいる。』 ・・・1作目から今作まで、安全だったことなんか一度もない。毎年命の危険に晒されている。ハリーは完全に感覚が麻痺していますね。慣れって怖いと思った次第です。 さて、物語もいよいよ佳境。もう学校なんてほとんど関係なくなるのかと思いきや、ここにきて授業にクディッチ、恋愛イベントと、再び学園生活中心に。ですがそれも束の間。やはり終盤は学校とは関係の無い世界でひたすらバトル。 今作はシリーズ中一番辛いストーリーかもしれません。ドラコ・マルフォイ、スネイプ、ダンブルドア、みんな辛そう。 『オリバンダーの杖』の店や、ハリーたちの隠れ家が襲われたりと、終始辛いイベントが続きます。 それでも、魔法は派手になるし、ホラー要素は強くなるし、これはこれでかなり面白いです。 もちろんこれがシリーズ最後であるならば、こんな後味悪いラストもないので3点くらいですが、これはラストへの布石の章。そう考えるならば、完成度は非常に高いと思われるわけです。 なぜなら今すぐにでも続きを見たくなるからだ。 それにしても、ダンブルドアの炎の魔法から海開きまではすごい迫力の映像です。モーゼかと思いました。 |
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