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タイトル名 |
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2021-01-28 04:39:32 |
変更日時 |
2021-01-28 04:39:32 |
レビュー内容 |
1作目が面白かったので、2作目も見てみることに。ただシリーズものっぽいタイトルではあるが、前作とのつながりはなし。1作、1作が独立したストーリーとなっています。 事前にあらすじをチェック。『熟年離婚の話か・・・興味ねーなー。』と思いながら期待はせずに観賞。ところが見始めるといつの間にか映画の世界に入り込んじゃう不思議な面白さ。一言で言うなれば、洋画にはない邦画の味わいってのを感じられる作品。 自分とは随分年齢が離れているのに、すっかり感情移入しちゃって、終始切ない気分に。どちらの言い分も分かる気はするのですが、どちらかと言えば旦那の言い分に問題がありそうな気がしますね。そしてやはり旦那のほうから少しずつ歩み寄り始めて。一人の男が定年退職間近になり、人との関わり、家族との関わりを見つめなおすようなストーリー。そんななか、家を出て行った妻との奇跡的なイベント発生。『これはもしかするともしかするか?逆転ハッピーエンドあるぞ?』とちょっと期待しながら見ていたら、思い出の地で結婚指輪を投げ捨て、市役所から出てくるお父さん。ああ、やっぱそうなるのか。これが大人の選択ってやつか。切ないなぁ。とがっくり肩を落とした次第です。 いや、最後まで見届けよう。不器用な男の生き様。って見ていたら、・・・キタキタキター!ロマンティックが止まらない(笑)。いや、これは何気に隠れた名作でしょう。 |
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