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タイトル名 |
スター・ウォーズ/フォースの覚醒 |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2017-01-02 02:39:57 |
変更日時 |
2017-01-02 02:39:57 |
レビュー内容 |
シリーズ最新作なだけあって、グラフィックの美しさは過去最高かもしれません。 その一方で、ストーリーは既存のものを流用したようなパターンばかり。残念ながら、そこに新しさや驚きといった新鮮な感情が生まれることはありません。 そして悪役。物足りない。華がない。 私は、リアルタイムで観てきたわけではありません。旧三部作より、アナキン三部作のほうが心に残っちゃっています。 そんなアナキン三部作が好きな自分にとって、さすがに今作のファースト・オーダーの面々は、何とも味気ないのです。 『ハン・ソロとレイア姫の息子、ルークにジェダイとして育てられるが、ダークサイドに堕ちる』 悲劇としては、十分すぎる素材だと思います。 にも関わらず、その深刻さや悲哀といったものが、全然伝わってこないのは痛い。 そして渦中の人物であるカイロ・レンのパンチのないこと。 『カイロ・レンを連れて来い。修行を終わらせるときがきた。』というスノークのセリフに、勇気付けられたファンも少なくないのではないでしょうか。 そういった意味では、やはり次回作を見なければレビュー自体が意味を成さないのかもしれませんが、やはりこれは映画。 この映画一本の面白さで評価を出すというのも大事なのでしょう。 そうすると、後半からラストにかけての既視感、尻すぼみ感が残念極まりないできだったので、面白かったとは言えず、正直にこの点数。 シンプルなSFは大好きなんですけどね。 それは単発だったらの話。 やはりシリーズものの最新作は、多少なりともスケールを大きくしてほしいな。 スケールはダウンし、映像は最新のものに向上。 その映像技術に相応しいストーリー、キャラクターに出会いたいものです。 |
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