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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) - たきたてさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
レビュワー たきたてさん
点数 6点
投稿日時 2022-03-02 02:41:22
変更日時 2022-03-02 02:41:22
レビュー内容
 1作目や2作目に比べるとなんだかパワーダウンを感じます。ドラマ性も薄い。
 一番の悲劇であるはずのシーザーの息子と妻が殺されてしまったシーン。誰が誰やらわかりませんでした。てっきりシーザーが殺されちゃったのかと思ったら生きているし。シーザーの息子はどこに行ったんだと思ったら殺されているし。
 オリジナルの1作目では、変わり果てた地球で出会った人類は、言葉が話せない原始人のようでした。今の状況から人類はどーやったらそこまで退化するのか。導き出された解がウイルス。ウイルス万能すぎませんか。全部ウイルスのせいにしちゃってますね。安易というかなんというか。できればもっと唸るような真実を用意してほしかったものです。
 1作目や2作目はドラマ性が強く、テンポも速く、尺の長さはそこまで気になりませんでした。
 この3作目はどうでしょう。本当にこの尺の長さは必要だったのでしょうか。
 シーザーが復讐の旅に出てからは、正直中だるみすることもありました。この内容であれば、ここまで長くする必要はなかった気がします。
 せっかく命を助けてあげた射撃兵が、なんの葛藤もないまま一兵士のままで終わってしまうのも何だかなあ。じゃあこの射撃兵の存在意義ってなんだったのでしょう。
 女の子の人形から大佐が感染しちゃう流れは良かったと思います。
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