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タイトル名 |
25年目のキス |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2014-11-29 22:11:25 |
変更日時 |
2014-11-29 22:11:25 |
レビュー内容 |
所謂ラブコメ+サクセスストーリー。エンターテイメント性の高い作品だと思います。 ですが同じサクセスストーリーでも、自分の力でのしあがっていくのと、人の力でのしあがっていくのとでは、全然意味合いが違います。今作は残念ながら後者。一応ラストのハッピーエンドは、主人公のジョジーの記事によるものですが、それもフィクションだからこそ可能になった力技です。 そもそもの舞台が美男美女のそろう現代のハイスクール。オタク側のアルヴィスでさえ、ジョジーより美しい。そう考えると、アルヴィス役のリーリー・ソビエスキーはミスキャストかもしれません。どんなに地味にしようとしても、美しさがもれちゃっています。 他のメンバーにしても美男美女ぞろい。ジョジーはルックスでは勝ち目ゼロ。当然中身の勝負になるわけです。ところが中身もスッカスカ。この手のタイプの主役に必要なセールスポイントがジョジーにはないんです。いや、唯一“才女”という資質はありますが、それがなぜか劇中で活かされません。 結局は弟のロブの力でっていうところが、一番冷めます。でも弟のキャラは最高です。 ついでに言うと、潜入取材の設定も活かしきれていない気がします。 結局高校生の頃から、ジョジー本人が成長しきれていないところが微妙なんです。 『25歳にもなって、高校生相手にムキになって』とすら思ってしまいます。 そんなジョジーに何故先生が魅かれたのか謎です。弟ロブの力添えがあったとしても、ガイが何故ジョジーをそんなに気に入ったのか謎です。アルディスとの関係はなし崩し的に修復しちゃっているし。弟ロブにいたっては、アシスタントコーチという収まり方でよかったのですか?なんとも釈然としないハッピーエンドストーリーでした。 |
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