みんなのシネマレビュー
アメリカン・アウトロー - たきたてさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 アメリカン・アウトロー
レビュワー たきたてさん
点数 7点
投稿日時 2016-06-24 11:06:45
変更日時 2016-06-24 11:14:09
レビュー内容
 血生臭い時代背景とストーリーを、ポップで明るい雰囲気に仕上げたエンタメ作品。
 よって多少の不謹慎感はありますが、気軽に見られるポップコーンムービーとなっています。
 プロットも極力わかりやすくなっているようですね。
 まずは南軍が北軍に敗北します。南軍のレンジャー部隊、故郷に還ります。故郷の村に、政府の息のかかった鉄道会社が立ち退きを迫ります。つっぱねます。仲間が処刑されそうになります。助けます。今度は母親が殺されたりして、報復強盗が始まります。
 このようなシリアスな脚本を、ひたすらライトなテイストで味わうことになります。
 当然犠牲者もいるわけです。ジェームズ兄弟の母親。ヤンガー兄弟の末の弟。また、話題の中でしか出てきませんが、ドク・ミムズの長男も死んでいます。
 ですが『人の死』の扱いが、この作品ではかなり軽いです。悲しみ、怒り、痛みといった感情が、この作品から伝わってくることはありません。もちろん、そこから生まれるはずの、逆襲や復讐によって得られるカタルシスもありません。なんせ、ラストは自分達の家族を殺した相手と馴れ合う始末です。そして笑顔で新天地へ向けて再スタートですから、死んだ者達は浮かばれないですよね。
 したがってこの作品は、終始ジェシー・ジェームズというアウトロー・ヒーローを描くことにこだわった作品と言えそうです。
 そりゃあ、見ていて楽しいですが、深みはなく、共感することも無く、見応えもありません。
 ついでに言うと、部分的に脚本がかなり雑です。 一例を挙げると、仲たがいのシーン。ここはかなり強引ですよ。
 その人間性とカリスマで、みんなをひっぱってきたジェシー、突然のご乱心です。
 『俺がボスだ。』『お前は死にぞこないだ。』
 不自然極まりないです。
 ライトなタッチは好きなのですが、しめるところはしめてほしいですね。
 『袂を分かつシーン』や、『人の死のシーン』だけは、もう少し脚本や演出を練っても良かったのではないかな。
たきたて さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-27サスペクト 哀しき容疑者78.25点
2024-05-26プーと大人になった僕36.42点
2024-05-23ゲッタウェイ スーパースネーク45.45点
2024-05-22ザ・ホスト 美しき侵略者75.80点
2024-05-20あなたにも書ける恋愛小説85.50点
2024-05-20ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey75.04点
2024-05-15銀の匙 Silver Spoon56.16点
2024-05-13プロジェクト・アルマナック77.00点
2024-05-12L.A. ギャング ストーリー56.27点
2024-05-09人狼ゲーム ラヴァーズ75.33点
アメリカン・アウトローのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS