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タイトル名 |
コッホ先生と僕らの革命 |
レビュワー |
tottokoさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2024-06-27 22:33:36 |
変更日時 |
2024-06-27 22:33:36 |
レビュー内容 |
ドイツサッカー黎明期のお話。新しいことや物事の始まりというのは若い世代のエネルギーととても相性が良いもの。本作もサッカーにハマっていく十代の子たちの生き生きした群像が魅力的でした。 19世紀のギムナジウムはクラスの中でも家格の階級が歴然とあり、いじめの標的になるのは労働者階級の子。でもサッカーのゲームにあっては彼はクラス一の活躍を見せ、皆の心の障壁が取れてゆくくだりは青春モノの定番の流れであっても感動します。 権威的な教師陣を相手に互いをかばいあう。サッカーを通してここまで心の成長を促したコッホ先生は教師の鑑ですね。 海の向こうの時代劇は当時の街並みや風俗、考え方などが紙の資料集よりもリアルに伝わってくるので好きです。あ、この頃のドイツってイギリスが発展してるから内心面白くないんだな、とかスポーツの概念が固まるまでは体育って「鍛錬」なんだな(ドイツっぽい)とか。 ・・にしてもドイツ人といえばダニエル・ブリュールのキャスティングは正直そろそろ飽きてきました・・。 |
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