みんなのシネマレビュー
ルース・エドガー - tottokoさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ルース・エドガー
レビュワー tottokoさん
点数 7点
投稿日時 2022-05-30 23:58:13
変更日時 2022-05-30 23:58:13
レビュー内容
ああー、これは大変ナイーブで微妙で、米国在住の黒人ならどストレートに響くのでしょうね。日本人の私はピンと来るとはいかずとも、そうなのか、そんな感じなのかと認識を新たにしました。
本作の主人公ルースは優等生で快活な好青年。オバマ元大統領に近い印象ですね。観てるこちらも好感を抱くものの、その「好青年」像は白人目線でのステレオタイプのそれであることが作品の肝なのでした。
「いわゆる黒人」(作品中のワード)ではないルースが自身の内に抱えているものが何なのか。提示される疑惑の数々と明かされない解答。この‶すっきりし無さ”がもやもやとフラストレーションとなってナオミ・ワッツ演じる両親らの目線と重なります。白人である両親はルースの味方に立つけれど、それだって息子が理想的な良い子であるからと考えると、白人と黒人間の感性の距離の遠いことにちょっとひるみます。
白人社会でサバイバルする為の処世術としてルースに優等生を(無意識にせよ)強いてきたオクタヴィア先生との心理戦はピリピリとサスペンスフル。対決は先生が敗れましたが、ラストに見せるルースの激しい苦悶の表情が彼の苦悩が解決していないことを伝えてきて、なんかもう米社会の複雑さに衝撃を覚える作品でした。
tottoko さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-23ラストナイト・イン・ソーホー76.95点
2024-11-22キャノンフィルムズ爆走風雲録66.50点
2024-11-21岸辺露伴 ルーヴルへ行く55.46点
2024-11-20ミッション:インポッシブル/フォールアウト67.05点
2024-11-15誰かに見られてる45.95点
2024-11-10コントラクト・キラー67.29点
2024-11-09パーフェクト・プラン45.14点
2024-11-06スワンソング1010.00点
2024-10-30Pearl パール87.20点
2024-10-28ヘンゼル&グレーテル76.54点
ルース・エドガーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS