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タイトル名 |
ストックホルムでワルツを |
レビュワー |
タケノコさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-01-18 02:31:53 |
変更日時 |
2018-01-30 23:41:46 |
レビュー内容 |
本作を鑑賞するまで、私にとってスウェーデンの音楽と言えば、ABBAやThe Cardigansでした。今回はJAZZという意外な一面を覗くことができて、一つ物知りになった気がします。歩いて帰ろう、イ・ニューヨーク、モニカのワルツ、、。JAZZの知識が浅い方でも(私がそう笑)、音楽が好きであるなら、それなりに楽しめる映画と思う。モニカ・ゼタールンドの人生。全編、ほとんど歌と恋と酒しかありません(笑) その美貌と才能と向こう見ずな生き方は、きっと多くの羨望と嫉妬だけを集めたことでしょう。最後は、愛と名声、欲しいもの全てを手に入れた彼女が空高く舞いあがる。それは人生の絶頂のようでいて、次はもう転落しかないことを示唆しています。でも成功だけを夢見た孤独なJAZZシンガー"モニカ・ゼタールンド"の物語にとって、相応しい終わり方のような気がした。浮いては沈む譜面の音階を追うように、多くの成功と挫折に満ちた彼女の人生でした。 |
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